ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

あしあと

    RSウイルス母子免疫ワクチンについて

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:8808

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    RSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)が定期接種になりました!

     RSウイルスワクチンを妊娠中に接種することで、乳幼児の肺炎・細気管支炎の主要な原因である、RSウイルスの感染を防ぐことができます。

     令和8年度から、妊婦の方へのRSウイルスワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象になりました。

    RSウイルスについて

     RSウイルスは小児や高齢者に呼吸器症状を引き起こすウイルスで、生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。

     感染すると、2〜8日の潜伏期間ののち、発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続き、一部では気管支炎や肺炎などの下気道症状が出現します。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに細気管支炎の症状が出るなど重症化することがあります。

     2010年代には、年間12万人〜18万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、3万人〜5万人が入院を要したとされています。

    接種対象者

     接種時点で、妊娠28週0日から36週6日までの妊婦の方

     過去の妊娠時に組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)を接種したことのある方も対象になります。

    ※接種対象になる方へは、個別で案内と予診票を郵送させていただいております。転入等でお手元にない場合は、母子健康手帳を持参の上、保健センターまでお越しください。

    接種スケジュール

     妊娠28週0日から36週6日までの間に1回接種。

    ワクチンについて

     生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。

     この予防接種で使用するRSウイルスワクチン「母子免疫ワクチン」とは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。

    ワクチンの効果

     妊婦の方が妊娠中に接種することにより、出生後の乳幼児のRSウイルス感染による下気道感染症(肺炎・気管支炎等)に対する予防効果が認められています。

    ワクチンの効果と有効性
    日齢0日〜90日日齢0日〜180日
    RSウイルス感染による
    医療受診を必要とした
    下気道感染症の予防
    6割程度の予防効果5割程度の予防効果
    RSウイルス感染による
    医療受診を必要とした
    重症下気道感染症の予防
    8割程度の予防効果7割程度の予防効果

    ワクチンの安全性

     ワクチンを接種後に副反応がみられることがあります。

     主な副反応には、接種部位の症状(疼痛、腫脹、紅斑)、頭痛、筋肉痛があります。

    接種を受けられない方

    以下の方は、接種を受けることができません。

    • この予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを呈したことがある方
    • その他、予防接種を受けることが不適当な状態にあると医師が判断する方

    また、以下のような場合は接種を受けることができませんので、治ってから受けるようにしてください。

    • 発熱している。
    • 重篤な急性疾患に罹っている。

    接種に注意が必要な方

    以下の方は、接種にあたって注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。

    • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
    • これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
    • けいれんを起こしたことがある方
    • 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
    • 組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
    • 妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方や、今までに妊娠高血圧症候群と診断された方
    • 血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方