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あしあと

    ちかい、人とヒト

    インタビュー14・商工会青年部

    • 青年部とは? 川西町商工会青年部の略称。川西町で事業を行う45歳以下の人々が集い、川西町を盛り上げる試みを続々と考案中。
    • かわにし夏フェスタ 青年部が立ち上げ、約10年間企画・運営に携わる川西町の夏の風物詩。お笑いステージやライブ演奏もあり、夏祭りというよりもフェスに近い。
    • 面塚さくら祭り 面塚公園で桜の季節に開催されるお祭り。実行委員として青年部も参加し、地場産品や特産品をPR。

    代々川西町で商売をする3人に聞きました!
    川西町で働く魅力とは?

    インタビューの様子

    —川西町で働く魅力を教えてください。
    吉村さん:なんといっても支えてくださる地元のお客様ですね。僕はホンダ自動車を扱うディーラーの4代目なのですが、もともとは自転車屋さんだったようです。それから時代が変わり、扱う商品が自転車から自動車に変わっても、いつも川西町のお客様に助けられてここまで来れました。昔からのご縁で商売をさせてもらっているので、地元に恩返しをしたい気持ちも強いです。
    森川さん:全く同感です。僕は建材屋の3代目になります。吉村さんと同じく、扱う商品の性質上、町民の方がエンドユーザーになるので、3代という長きに渡り商売を続けられたのは町民の方に支えていただいたからに他なりません。生まれ育った場所で商売を続けて、僕たちの次の世代も川西町に残りたいと思ってくれる町にすることが目標です。
    吉田さん:言いたいこと全部言われちゃいましたね(笑)。僕のところは投網、巻網などの漁具作りを5代に渡って続けています。吉村さんや森川さんとの歳の差は5歳もないので、同じ地域に代々商売を続けている同世代の先輩や仲間がたくさんいるのも心強いですね。青年部にいると、地元の横の繋がりも増えますので、町内でビジネスをしている人同士で協力体制を作ったり、アドバイスをもらったりできるのも魅力の一つです。

    川西町で起業した4人に聞きました!
    どうして川西町を選んだの?

    インタビューの様子

    —近郊の都市大阪や京都ではなく、川西町で起業した理由を教えてください。
    福西さん:僕の場合は生まれ育った町だったから、というのが一番大きな理由でした(笑)。プラスチックの加工製造業を僕の代から始めたのですが、いざ起業してみると、京奈和自動車道が近く、結果的に大阪や京都で起業するより交通の便が良かったことに気がつきましたね。
    片山さん:川西町で通所介護の事業所を立ち上げました。私は大阪出身で、奈良県の病院で勤めていたのですが、その時に知り合った方が川西町に物件を持っていらっしゃって、私に貸してくれることになったんです。なので起業したきっかけはたまたまご縁があったからということになりますが、経理も経営の知識もなかった私にいちから丁寧に知識を教えてくださった青年部の方々には本当に感謝しています。
    乾さん:僕は実家が工務店で、それと併せた形で訪問介護の事業を始めました。盆地の真ん中のコンパクトな町なので、高齢者の方のご自宅を訪問するのにも坂が少なくてとても便利ですね。
    筒井さん:川西町で電気工事の会社を立ち上げました。僕は隣町の三宅町出身ですが、どうしても川西町が良くてここで起業しました。それまでに関わった川西町の人たちの、他人のことも自分ごとにして親身になってくれる人柄に惹かれたんです。みんながプラスになることを進んで行い、そのための協力を惜しまないという体制が整っているので、とても起業しやすい環境でしたね。

    青年部の皆さんに聞きました!
    これからの川西町とは?

    インタビューの様子

    —これからの川西町をどんな町にしていきたいですか?
    吉田さん:人のあたたかさを感じる、田舎の「ちかさ」を残したまま、買い物や食事ができるような場所が少しずつ増えていけばもっと便利で素敵な町になると思います。
    片山さん:私は介護業界に携わる者として、川西町に元気なおじいちゃんとおばあちゃんを増やしたいです!あと、私のように女性が一人で起業しても、役場の方も地域の方も積極的に応援してくださるということを一人でも多くの方に知ってもらいたいですね。
    森川さん:やはり川西町出身でも外に出て行ったきりの人が多いのも事実ですから、せめて子どもたちが残りたいと思える町にしていく必要があると思います。その取り組みの一つが青年部で企画・運営を行っている「かわにし夏フェスタ」ですね。去年は県外からのお客さんを含め総勢で約4000人もの方が参加してくださいました。川西町の人口が約8000人なので、そう考えるとよくここまで成長したなあ、と感慨深いです。
    筒井さん:役場の方もフランクで、住民との距離が近いので、イベントのバックアップも手厚いですよね。僕は川西町が大好きなので、「かわにし夏フェスタ」やそれ以外の取り組みなどを通して、どんどん川西町の魅力を発信していきますよ。ここの強みは全員が川西町のために協力を惜しまないところ。この強みを生かして、町一丸となってもっともっと川西町を盛り上げていきます!