大学生研修員の「まち歩き」レポート
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あしあと
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2019年8月、大学生がインターンシップ実習生として、総合政策課の仕事を手伝ってくれました。
観光振興の仕事の一環で、学生が感じた川西町のお勧めスポットをレポートしてくれました。
(今回取材してくれた大学生)
石田航大さん/佛教大学
中川優太さん/大阪産業大学
川西町は能楽観世流の発祥の地です。
結崎にある『面塚』には「天から翁の能面と一束のねぎが降ってきた」という伝承があります。
面塚というのは、使われなくなった能面を葬る場所といわれています(諸説あり)。
この能面は能で使われていたものであり、結崎が能ゆかりの地であることを物語っています。
昭和11年には「観世発祥之地」の碑が建てられ、川西町の観光スポットとして知られるようになりました。
ちなみに、伝承に出てきたねぎは、現在「結崎ネブカ」として川西町の特産品となっています。
現在の面塚は寺川の改修の際に移されたものであり、元の面塚はその川の底にあります。
つまり、石碑の下を掘ったとしても何もでてこないのです。
面塚の近くには公園があり、休憩することもできます。
また、この公園には他県の川西市・川西町と連携して植樹した桜の木があります。
今後、この桜の木がどのような顔を見せてくれるのか楽しみです。
【補足】
記念植樹は全国川西会議の参加市町村で行ったもので、山形県川西町(松)や新潟県十日町市(ブナ)の木も植樹されています。