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あしあと

    認知症について

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    認知症とは

     脳は、人間の活動をコントロールしている司令塔です。認知症とは、脳の病気や障害などさまざまな原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が、およそ6カ月以上継続している状態を指します。

    認知症を引き起こす主な病気

    1. アルツハイマー病・・・  比較的早い段階から記憶障害、見当識障害が症状の中心
    2. レビー小体型認知症・・・  パーキンソン症状や幻視を伴い、症状の変動が大きいのが特徴
    3. 前頭側頭型認知症・・・  がまんしたり思いやりなどの社会性を失い、人柄が変わった印象をうける、人格変化(わが道を行く)
    4. 脳血管性認知症・・・  脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などにより、脳の一部分の神経細胞が死んだりすることで、意欲が低下したり、複雑な作業ができなくなったりする。
    5. その他・・・  クロイツフェルト・ヤコブ病(狂牛病)、原発性や転移性による脳腫瘍、慢性硬膜下血腫など

    若年性認知症

     若くても、脳血管障害やアルツハイマー型認知症のために認知症を発症することがあります。65歳未満で発症した認知症を若年性認知症といいます。

    認知症の症状

     もの忘れには、加齢によるものと認知症によるものがあります。加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れの違いの区別は、なかなか難しいです。

    「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」の違い(一例)
      加齢によるもの忘れ認知症によるもの忘れ
     体験したこと 一部を忘れる
    (例:朝ごはんのメニュー)
    すべてを忘れている
    (例:朝ごはんを食べたこと自体)
    学習能力
    維持されている新しいことを覚えられない
    もの忘れの自覚
    ある
    なくなる
    探しものに対して
     (自分で)努力して見つけられるいつも探し物をしている
    誰かが盗ったなどと、他人のせいにすることがある
    日常生活の支障
    ない
    ある
    症状の進行
    極めて徐々にしか進行しない進行する

    「(厚生労働省)知ることからはじめよう  みんなのメンタルヘルス」
    (https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_recog.html)(別ウインドウで開く)より抜粋

    認知症への取り組み

     川西町では、認知症になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるように、認知症の容態に応じた適時・適切な医療や介護等の提供、認知症への理解を深めるための普及・啓発、認知症の方やその家族にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
    川西町認知症総合支援事業に関する取り組み