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あしあと

    結崎ネブカ生産者に写真展向けの取材が行われました。

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    結崎ネブカ生産者への写真展取材 令和6年2月11日

    2月11日、写真家による結崎ネブカの生産者への取材が行われました。今回の取材は、大和の伝統野菜など、奈良の伝統文化を題材とした写真展への出展に向けて行なわれたもので、この日は結崎ネブカ生産部会員であり、生産歴13年の細川晧司さんの圃場を訪問し、収穫から出荷準備までの工程を見せていただきました。圃場で細川さんは、青々したネブカの根本にスコップを入れ、砂を落としながら「結崎ネブカは、品種改良されていない原種であるため、デリケートな性質で強風にも弱いが、独特のヌメリと甘みがある。特に寒さが厳しいこの時期は甘さが際立ち美味しい。出荷は中央市場が中心であるが、町内の飲食店や川西小学校の給食でも使われている。子どもたちに食べてもらえることが作付けの楽しみで励みにもなる。近年、生産者も高齢化してきているので、若い人達にどんどん生産していただき地域ブランドとして盛り立てていただきたい。」としんみりとお話いただきました。収穫されたネブカは、簾に包まれ、細川さん宅ガレージに運搬。妻の美佐子さんと共に一本一本丁寧に整えられ、水洗いと計量の後、袋詰めと箱詰めまでを一連の作業として出荷準備を進められました。作業中、ご夫婦はネブカを生産するようになったきっかけやネブカの料理方法、ご家族のお話など、終始和やかにお話しされていました。最後に細川さんは「今、約10aの面積で生産しているが、相棒である妻の働きは欠かせない。元気なうちはこれからも頑張りたいが、妻には負担を掛けたくない」と奥さんを労う言葉が印象的で、これまで夫婦二人三脚で結崎ネブカの生産に頑張ってこられたと感じました。なお、本日の取材の写真展は、日程は未定ですが、奈良県立図書情報館で開催される予定です。

                                                                                             ※当稿に掲載の写真は広報担当職員が撮影したものです。

    結崎ネブカの収穫、砂落としをされる細川皓司氏

    ネブカの葉揃え

    水洗いをされる妻の美佐子さん

    これまで夫婦二人三脚で生産してこられました。