空き家の除却支援に係る官民連携協定について
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あしあと
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川西町は、解体工事の一括見積もりWebサービス「くらそうね」を運営する株式会社クラッソーネ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:川口 哲平)と「空き家の除却支援に係る連携協定」を締結し、同社が持つサービスやノウハウを本町の空き家対策に活用することで、管理不全な状態にある空き家の所有者の除却支援に取り組みます。
川西町では、深刻化する「空き家問題」に対応すべく、平成29年より「川西町空家等対策計画」に基づき、空き家に対する様々な取組みを行ってきました。この取組みの一環として、特定非営利活動法人 空き家コンシェルジュ(代表理事:有江 正太)と「空き家バンク」を活用した空き家の利活用について協働してきました。
しかしながら、高齢化や人口減少に伴い空き家の数は少しずつですが増加しています。こうした空き家の中には、長い間適切に管理が行われていない結果として、管理不全状態となり利活用が難しくなり地域住民の生活環境に悪影響を及ぼすものがもあります。また、所有者の中には、除却したいが具体的な進め方やコストの不透明さなどの情報不足により行動に移せていないケースもあります。
このような状況の中、川西町で民間企業との協働により課題解決につなげる取組みを推進しており、株式会社クラッソーネと管理不全な状態にある空き家の所有者の除却を支援していくために、お互いの強みを活かした持続可能な「官民共創」を目指して協定を締結する運びとなりました。
この連携協定は空き家の利活用を引き続き推進する中、この連携協定によって、利活用が難しく生活環境に悪影響がある空き家には、除却の選択肢を適切に選択できる環境を整えることで、より一層住み心地の良いまちづくりにつながるものであると考えています。
本連携協定では、管理不全状態にある空き家の所有者に対して「くらそうね」の解体費用シミュレータを使用した解体費用の参考価格を提示することを始め、フライヤーの配布やホームページによる情報発信を行うなど、株式会社クラッソーネが持つサービスやノウハウを本町の空き家対策に活用することで、管理不全状態にある空き家の所有者の除却支援を図ります。
令和3年12月2日に、「空き家の除却支援に係る連携協定締結式」を実施しました。
写真右から、
株式会社クラッソーネ 代表取締役CEO 川口哲平(かわぐち てっぺい)さん
川西町長 小澤 晃広(おざわ あきひろ)
(画像をクリックすると、シミュレーターが起動します。Internet Explorer(インターネット閲覧ソフト)には対応していませんのでご了承下さい。)
株式会社クラッソーネが運用する「AIによる解体費用シミュレータ」は、同社が国土交通省の「令和3年度住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」の採択を受けて実施している、「AIによる解体費用シミュレータ活用促進事業」によるものです。
「川西町版 AIによる解体費用シミュレータ」は無償で利用することができますので、空き家の解体を検討されている方や、住宅の建て替えを検討されている方は、是非ご利用ください。
解体工事領域で、全国約1,500社の専門工事会社と施主をマッチングする一括見積もりWebサービス「くらそうね」を運営しており、これまでに累積約7万5千件以上の問い合わせ実績があります。2020年9月からは施主と工事会社に対し「着手金保証」「完工保証」「第三者賠償責任保険」を組み合わせた「くらそうね安心保証パック」の提供を無料で開始し、空き家解体に伴う不安解消、社会課題化している空き家問題解決への取り組み強化を行っています。
株式会社クラッソーネ
代表者 代表取締役CEO 川口 哲平
所在地 愛知県名古屋市中村区名駅5-7-30 名駅東ビル4F