(趣旨)

第1条　この規則は、川西町防災行政無線通信施設の設置及び管理に関する条例(平成3年6月川西町条例第10号。以下「条例」という。)第8条の規定に基づき、防災行政無線(以下「防災無線」という。)の取扱いについて、電波法(昭和25年法律第131号。以下「法」という。)、電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号。以下「施行規則」という。)及び無線局運用規則(昭和25年電波監理委員会規則第17号。以下「運用規則」という。)に規定するもののほか必要事項を定める。

(定義)

第2条　この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(無線局)

第3条　防災無線の業務を行うための無線局の種別、呼出名称及び設置場所は、別表1のとおりとする。

(無線局の運用)

第4条　無線局は常時運用するものとする。ただし、平常時においては執務時間内運用を原則とする。

(統制局の職員)

第5条　統制局に無線管理者、通信取扱責任者及び通信担当者を置く。

(無線管理者)

第6条　無線管理者は、川西町長をもって充てる。

(通信取扱責任者)

第7条　通信取扱責任者は、総務課長の職にある者をもって充てる。

(通信担当者)

第8条　通信担当者は、川西町役場に勤務する職員で、法第40条第1項に規定する無線従事者の資格を有する者(以下「無線従事者」という。)のうちから無線管理者が指名する。

(通信の種類)

第9条　通信の種類は、次の各号に掲げるとおりとする。

(通信の統制)

第10条　無線管理者は、災害その他緊急の事態が発生し又は発生するおそれのあるときは、通信を統制することができる。

(災害時における通信体制)

第11条　無線管理者は、災害その他緊急の事態が発生し又は発生のおそれがあるときは、通信担当者等を統制局に待機させるとともに、情報収集等必要な措置をとるものとする。

(通信試験)

第12条　無線管理者は、災害時における円滑な通信を確保するため、通信試験を行うものとする。

(通報の種類)

第13条　通報の種類は、次のとおりとする。

(通報の原則)

第14条　通報は、すべて統制局の統制及び指示のもとに行うものとする。

(通報の内容)

第15条　通報は、防災無線の設置の目的に反するものをその内容としてはならない。

(乱用の禁止)

第16条　通報はこれを乱用してはならない。

(秘密の保持)

第17条　防災無線の業務に従事するものは、その職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職務を退いた後もまた同様とする。

(通報の申込み等)

第18条　無線局使用の申込み等は、次の各号の定めに従って行うものとする。

(通信取扱責任者の義務)

第19条　通信取扱責任者は、常に無線局の運用状況及び無線設備の状態等を把握し、無線局の機能が十分に発揮できるように努めなければならない。

(無線業務日誌)

第20条　無線管理者は、無線業務日誌(第3号様式)を備え付けなければならない。

(点検及び記録)

第21条　無線管理者は、統制局及び受信局(戸別受信機を除く)の正常な機能を維持するため、日常点検及び定期点検を行うものとする。

(委任)

第22条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。