○土木工事成績評定について
昭和61年9月1日
各部長あて川西町長通達
このことについて、別紙のとおり土木工事成績評定要領が定められたので通知する。
なお、この工事成績評定は厳正かつ適確なものでなければならないものであり、今後の指名業者の選定資料ともなるものであるから、評定者は独立して事実確認により適確にかつ公正に行うよう努めるとともに、下記事項に留意のうえ遺憾のないよう取扱われたい。
記
1 この要領の制定により、現行の土木工事採点基準を工事成績評定と改称され、評定事務を簡素化されたものであるが、土木工事の検査の要領及び土木工事の検査方法については、従前通り厳正かつ公平にこれを行うこと。
2 工事竣工検査(成績評定)書は原則として竣工検査までに作成しておくこと。
3 手直し完了年月日及び手直し検査員氏名欄は、各部長等からの手直し報告により記入するものであること。
川西町建設工事成績評定要領
(目的)
第1 この要領は、川西町建設工事の成績評定(以下「評定」という。)に必要な事項を定め、もって厳正かつ適確な評定の実施を図るとともに請負業者の指導育成に資することを目的とする。
(評定者)
第2 工事の成績の評定者(以下「評定者」という。)は川西町建設工事技術検査要領に定める検査員及び各部長又は建設工事にあっては当該工事を所掌する工事主管課長並びに工事監督員とする。
(評定の方法)
第3 評定は、工事1件ごとに行うものとする。
3 評定の要素は、別表に定める考査項目に対する着眼点のとおりとする。
(別表)
考査項目に対する着眼点 1 施行体制 (1) 施工者の能力 現場代理人 管理能力 担当技術者 技術能力と人員配置 現場作業員 施工能力と人員配置 (2) 施工者の熱意 仕事に対する積極性 監督員との連絡 誠実性 地元との渉外関係 (3) 施工機械と工事材料 機械の性能と配置状況 工事用材料の入手状況 2 工事実施状況 (1) 施工管理 工程管理状況の良否 施工検査状況の良否 出来形図の整理 品質管理の整理 (2) 現場管理 監督図書類の整理 現場整理状況 安全管理(交通指導、安全施設の確保等を含む。) 仮設備等の施工状況 3 出来形及び品質 出来形の検測の誤差 出来ばえ 品質管理の内容と品質の良否 4 工程進ちょく状況 進ちょく状況の良否 |
