平成27年09月：インターネット通販のトラブルにご注意を・・・

インターネットを利用した通信販売は、年々利用者が増え身近なものになってきました。それに伴い、トラブルも増加しています。

（１）靴を購入したがサイズが合わなかった。返品を申し出たが応じてもらえなかった

（２）バッグを注文。指定された個人名の口座に代金を振り込んだが商品が届かない。

（３）ブランド品の財布を注文。届いた商品は縫い目が雑でニセモノであった。

通信販売では、（１）のように返品に応じてもらえない場合もあります。

通信販売は、一定期間であれば無条件で解約できるクーリング・オフの制度はなく、利用するショップの返品・交換のルールに従うことになります。

そのため、ホームページの画面に「返品不可」と表示されていれば商品に問題がない限り返品には応じてもらえないということになります。

利用するサイトが返品に応じてくれる業者なのか、注文前に確認しておきましょう。

支払ったのに商品が届かないというトラブルで、多いパターンが（２）のように個人名の口座へ前払いです。

商品を送るよう連絡したくてもメールしか連絡方法がなく返事がないということも多く見受けられます。

また、（３）のようにブランド品のニセモノが届くというのも多いトラブルです。

有名メーカーのスニーカーや財布、バッグなどを格安で販売するというサイトで注文したら、素材や製法の悪いニセモノが届いたというケースが少なくありません。

こうしたトラブルを避け、出来るだけ信用できるサイトを利用するためにも、ショップの住所、会社名・代表者名、電話番号は必ず確認しましょう。

また、支払方法も口座への前払いは避け、カード払いや代金引換など複数用意されているショップを選びましょう。