ノロウイルスなどによる食中毒に気をつけましょう!
[2022年11月15日]
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ノロウイルスが原因と見られる感染症、食中毒は一年を通して発生しますが、特に冬季に流行します。
県内においても、毎年ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が報告されています。
ノロウイルスはヒトの腸内で増えて、感染してから1~2日で嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状を起こします。健康な方は1~2日で症状は治まりますが、子どもやお年寄りなどでは重症化することがあります。
このウイルスの感染経路は経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。
また、家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ直接感染するケースもあるといわれています。
ノロウイルスによる食中毒の予防のポイントは以下のとおりです。
おう吐物や便で衣類等を片付けるときは、ビニール手袋や使い捨てのマスクを使用し、直接手に触れないようにしましょう。
おう吐物や便の中にも大量のウイルスが存在し感染源となりますので、その処理には十分注意する必要があります。
また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるのでおう吐物や便は乾燥しないうちに床等に残らないように速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に換気を行うことが感染防止に重要です。
感染者のおう吐物や便の処理には次の三原則を守ってください。
1.すぐに拭き取る。 2.乾燥させない。 3.消毒する。
適切なおう吐物処理