平成29年12月：インターネットで旅行を予約するときは

近年、旅行の予約もインターネットを利用して簡単にできるようになりました。

しかし、「内容や契約条件が思っていたものとは違う予約内容になっていた」「予想外の解約料を請求された」といった相談が増えています。

また、「システムエラーが原因で二重に代金を請求された」といった消費者が気をつけていても防ぐのが難しいトラブルもみられます。   

日本の旅行業法に基づく登録があるかどうか確認しておきましょう。

日本語で対応してくれる顧客対応窓口（メール・電話など）があるかどうか確認しておきましょう。

日本語でサイトが開設されていても、日本語対応の顧客対応窓口があるとは限りません。

また、海外の事業者の場合、日本の旅行業法が適用されないため、日本の法律等を用いた交渉は難しい場合があると知っておく必要があります。

申し込み完了前に、旅行日程・氏名・メールアドレス等の入力内容を確認しましょう。

また、キャンセルする場合、いつからいくら解約料がかかるのかといった契約条件をしっかり確認しておきましょう。

特に海外事業者の場合、「キャンセル可能」とあっても「キャンセルはできるが返金はできない」という意味で記載されている場合もあります。契約条件がわかりにくい場合は事前に問合せ、納得できるまで確認しておくことが大切です。

契約後に送付される予約確認メールは契約条件を明示する書面です。

印刷等して保管しておきましょう。

また、申し込み時の予約内容が確認できる画面も、入力内容を確認するとても大切なものですので保管してください。

トラブルになった場合は消費生活相談窓口へご相談ください。

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