平成28年01月：電力の小売全面自由化が始まります

平成28年4月から電力の小売業に様々な業種の事業者が参入することで、電気とガス、電気と携帯電話などの組み合わせによる料金の割引・ポイントサービスや省エネ診断サービスなど今までになかったタイプのプランが登場します。

今後は電気の売り手を消費者が自由に選べるようになります。

• 登録されている事業者であることを確認
• 家庭の電力使用状況に合ったプランかどうか
• どういった商品やサービス契約とのセット料金や値引きなのか
• 解約時に違約金が発生するかどうか
• 契約期間はいつまでか

小売電気事業者は登録制になっており、資源エネルギー庁のホームページで確認することができます。

電力の使用状況によっては、「思ったように安くならなかった」ということもありえます。ご家庭の使用状況を確認・検討してから契約することが大切です。

また、長期契約を結んだ場合、途中で違う会社と新しく契約したくても、「まだ契約期間が残っているので解約するには違約金を払わなければいけない」ということも考えられます。

• 「電力料金が自由化になる前に太陽光発電システムを設置し、電気を売れば儲かる」といった勧誘があった。
• 知らない電力会社から「電力の自由化に伴い、Ａ社と契約すれば電気を安く提供できる」と電話があり来訪を了承したが、自宅に上がりこんで設備を確認するとのことだったので後で不安になった

「電力料金が安くなる」と言われ、電力の小売自由化に関する契約の話だと思っていたら、プロパンガス、蓄電池の勧誘だったということもあります。必要ない場合は、はっきり断りましょう。