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あしあと

    高齢者インフルエンザ予防接種について

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    川西町では、予防接種法にもとづき、高齢者インフルエンザの予防接種を実施します。

    予防接種法上、この予防接種は努力義務ではありませんが、接種を希望される場合は、予防接種の効果と副反応についてご理解のうえ、お受けください。

    令和6年度の実施について

    接種対象者

    ○接種当日65歳以上の方

    ○接種当日60歳以上の方で、心臓・腎臓・もしくは呼吸器の機能やヒト免疫ウイルスによる免疫機能障害があり、日常生活に支障がある障害者手帳1、2級相当の方

    接種期間

    令和6年10月1日(火)~令和6年12月31日(火)
     *医療機関によって終了日が異なりますので、ご確認をお願いします。

    接種費用

    自己負担額 1,500円 

    ※生活保護世帯または町民税非課税世帯の方は接種費用が免除されますので、保健センターまでお問い合わせください。

    接種医療機関

    町内医療機関(池田医院・川西診療所・高井医院・牧浦医院)

    注意事項

    • 医療機関によっては、事前に予約が必要な場合がありますので、希望する町内医療機関にあらかじめ確認をしてください。
    • 町外、もしくは県外の医療機関での接種を希望される方は、事前に保健センターでの手続きが必要ですので、保健センターまでお問い合わせください。

    インフルエンザの症状

     インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをすることにより、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。

     インフルエンザの流行は、通常、初冬から春先にみられますが、時には春期・夏期にもみられます。

     典型的なインフルエンザの症状は、突然の高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などで、のどの痛み・咳・鼻水もみられます。ふつうの風邪に比べて全身症状が強いのが特徴です。気管支炎や肺炎などを合併し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴です。

     また、インフルエンザは流行が始まると、短期間に小児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点でもふつうの風邪とは異なります。さらに、ふつうの風邪が流行しても死亡する人はあまり増えませんが、インフルエンザが流行すると、特に65歳以上の高齢者や慢性疾患患者で死亡率がふだんより高くなるという点でもふつうの風邪とは異なります。

    予防接種の効果

     インフルエンザ予防接種の有効性は世界的にも認められています。我が国においても高齢者の発病防止や特に重症化防止に有効であることが確認されています。

     65歳以上の高齢者に対して行った調査では、予防接種を受けないでインフルエンザにかかった人の34~55%は、予防接種を受けていればインフルエンザにかからずに済んだこと、また予防接種を受けないでインフルエンザにかかって死亡した人の82%は、予防接種の受けていれば死亡せずに済んだことが報告されています。

     また、インフルエンザウイルスは毎年変化しながら流行するため、毎年流行が予測されるウイルスにあった予防接種を受けておくことが効果的です。我が国のインフルエンザ予防接種は、近年の状況をみると流行したウイルスを予防するのに効果的でした。一般的には、65歳以上の方は1シーズン1回の予防接種で効果があります。

     予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間とされています。より効果的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月上旬までに接種を受けておくことが必要です。

    接種にあたっての注意事項

     予防接種の実施においては、体調の良い日に行うことが原則です。健康状態が良好でない場合には、かかりつけ医等に相談の上、接種するか否かを決めてください。

     また、以下の場合には予防接種を受けることができません。

    (1)明らかに発熱(通常37.5℃以上をいいます)がある場合

    (2)重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな場合

    (3)受けるべき予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある場合

    (4)明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する場合及び免疫抑制をきたす治療を受けている場合

    (5)その他、医師が不適当な状態と判断した場合

    予防接種を受けた後の一般的な注意事項

    (1)予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療機関)とすぐに連絡が取れるようにしておきましょう。

    (2)インフルエンザワクチンの副反応の多くは24時間以内に出現しますので、特にこの間は体調に注意しましょう。

    (3)入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすることはやめましょう。

    (4)接種当日はいつもどおりの生活をしてもかまいませんが、激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。

    副反応について

     予防接種の注射の跡が赤みを帯びたり、腫れたり、しこりができたり、接種した部分が熱をもったり、あるいは痛んだりすることがありますが、通常2~3日のうちに治ります。また、わずかながら熱が出たり、寒気がしたり頭痛、全身のだるさ、一過性の意識消失、めまいが起こったり、あるいはリンパ節が腫れたり、嘔吐や下痢などがみられることもありますが、通常2~3日のうちに治ります。また、接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害の症状が現れる等の報告があります。

     なお、肝機能障害、黄疸、ぜんそく発作が現れることがあるほか、非常にまれですがショックやじんましん、呼吸困難などが現れることがあります。