○川西町建設工事工事中写真撮影要領

昭和61年9月1日

工事用写真の完備はしゅん工後各種の検査を簡易能率化する点において非常に効果的であり、工事しゅん工後の検査困難な箇所については特に重要資料である。

現在川西町建設工事の工事写真は撮影要領が一致を欠き、かつ不備の点があるため折角写真検査に際し十分その機能を発揮していないので下記のとおり工事写真撮影要領を定める。

1 撮影は原則として現場監督員が直接撮影し、撮影年月日を記入すること。

2 深さ、高さ、幅、等については「ポール」「箱尺」等を用い、その寸法が明確に認識し得る様撮影すること。

3 各測点毎に撮影すること(尚測点を明示すること)

4 特に重要な構造物については、各方面より数枚撮影のこと。

5 断片的な撮影ばかりでなく出来得る限り広範囲の撮影もすること。

6 打継ぎヶ所の打継鉄筋挿入状況を撮影すること。

7 「路床」「路盤厚」「舗装厚」は「敷均し寸法」「転圧中」「転圧仕上り」寸法を撮影すること。

8 床掘写真は、基礎工を施工した処「高」「幅」「深さ」等を明確に認識し得る様に撮影し、次に「石積の場合」は根石を入れ所定の通り胴込、裏込コンクリート及び栗石を填充した処を撮影すること。

9 基礎杭は寸法を撮影の上打込施工中並びに打込終了後の状態を撮影すること。

10 基礎栗石は敷均中及終了後「幅」「厚」を確認出来るよう撮影すること。

11 検査箇所写真は検査孔の位置及破かい寸法を明確に撮影すること。

12 しゅん工写真(全景)を撮影のこと特に河川工事は河床等が完成後埋没の恐れがある為、又水のある場合には「ポール」「箱尺」等を用い寸法が明確になる様にすること。

13 上記に必要な詳細写真撮影については各事業課の定めによること。

14 工事写真は検査当日整備の上提示すること。

(注) 工事写真には次の様な黒板を用意しておくと便利である。

画像

川西町建設工事工事中写真撮影要領

昭和61年9月1日 種別なし

(昭和61年9月1日施行)

体系情報
第6編 務/第1章 財産・契約
沿革情報
昭和61年9月1日 種別なし